先日、特典航空券を使って、家族4人でタイのバンコクへ行ってまいりました。特典航空券のお話と泊まったシェラトン・バンコク・スクンビットのお話をエピソードを交えて紹介をします。
なぜANAでなくタイ国際航空を選んだか?
我が家の発券内訳は大人2名、子供(2歳以上)、子供(2歳未満)で、実質3名ぶんの座席を特典航空券にて、購入しました。
必要マイル数と諸経費
ANA:90,000マイル+34,710円
タイ国際航空:105,000マイル+27,660円
陸マイラーの皆さんであれば、間違いなくANAのほうを選択することと思います。
マイルは15,000多く必要でしたが、
・関空から直接バンコクへ行けること(子連れ)
・飛行機の中からタイを感じたかった
という理由から、タイ国際航空を選択しました!
羽田のラウンジも入りたかったですけどね^^
なお、ANAは特典航空券355日前から購入可能ですが、ANA経由でのタイ国際航空の場合、340日前となります。
ハワイほどの激戦路線ではないため、裏技である出国日の340日前予約でなく、帰国日の340日前に予約して発券することができました。
※裏技とは出発日のぶんが予約できる355日前に日帰り日程で予約し、帰国日の355日前になったら、往路を変更するというANAの特典航空券を押さえること
関空に到着したのが、最終チェックインギリギリの時間で、おそらく我々が最後の乗客だったため、待ち時間ゼロで搭乗手続きをしました。なぜかプラィオリティタグもつけられず。
係員さんがスターアライアンスゴールドというのを見落としてたのか、こちらが提示しなかったからかわかりませんが、アピールしたら、プライオリティタグをつけられてたかもしれません。
スターアライアンスゴールドの特典を活かすべく、ほんの数分ですが、妻をANAのラウンジへ招待しました。写真はほとんど撮れてませんが、関空に関してはJALのサクララウンジに軍配があがるかなという印象です。
妻よ、成田羽田のANAラウンジを楽しみにしてておくれ。。。
道中のお話-スワンナプーム空港からホテルまで-
タイは子連れにものすごく優しい国と真っ先に実感したのが、入国審査です。
なんと、タイの入国審査は子連れの場合、Priorityレーンに並ぶことができるのです!写真撮影禁止ゾーンなので写真はありませんが、長蛇の列を横目に6~7人しか並んでないレーンへ案内されました。おそらく1時間は違ったんじゃないでしょうか???
空港からホテルまでは、SRTET⇒BTSというルートで電車で行きました。
ハッキリ言いますと、子連れでスーツケースを持ってのバンコクの電車移動は地獄です。おススメしません。
平日の夕方の帰宅ラッシュと重なり、満員電車。
帰りのホテルから空港まではタクシーを使いましたが、早朝で空いてたため279バーツ+高速代+チップで400バーツくらい、大人2名+身長90cm以上の子供の電車賃の合計額252バーツの差を考えると、日本円で450円くらいでしょうか。タクシーと電車とで1,000円も変わる話ではないので、次からは行き帰りともにもタクシーを使おうと思います。
SRTETから降りるときもBTSから降りるときも、ホームで待っているタイ人の方に子供の手を引っ張ってもらって助けてもらいました。
さらにアソーク駅では、エレベーターの場所がわからず、子供をかついでスーツケースを持って階段を降りようとしてたら、カップルが気づいて、申し訳ないことに、ホテルまでスーツケースを運んでくれました。タイの人はとても親切です。
翌日、翌々日のBTS乗車時もほぼ100%、子連れの私たちを見かけては、どなたもすっと席を譲ってくれました、タイの人はものすごく親切です。
Sheraton Grande Sukhumvit
このホテルの素敵なところはまず、最寄りのアソーク駅から直結なところです。
事前の下調べで「アソーク駅から直結」と目にはしてましたが、実際に行ってみると意味がわかり、感激でした。アソーク駅から降りて、改札の階にホテルのフロントがあるのです。もちろん地上からもグランド階として繋がってます。
大阪で例えるなら、江坂駅の歩道橋を渡ったところにホテルのフロントがあるイメージで、しかもこちらは途中、階段や段差などはありません。そして、屋根があるためアソーク駅や向かいのショッピングモールTerminal21まで雨に濡れずに階段の登り降りもすることなく行くことができます。滞在中は『アソーク駅に着いて改札を出たら、ただいま』という気分を味わうことができました。
宿泊客へのサービスには
・クリーニングサービス2枚/日
・荷物整理と荷造りのお手伝いサービス
・靴磨き
・24時間バトラーサービス
がありまして、バトラーサービスは何度か利用しました。
コーヒー、紅茶、フルーツなどを持ってきてもらうことが可能で、どなたかのブログでマンゴーが美味しいとのことで、マンゴーを頼みましたが、ものすごく美味しかったです!バトラーサービスでマンゴーおススメです!
いい写真がなかったのですが、この皿に盛られた果物たちです。チェックイン時にはすでにこの状態で置かれています。
チェックインして部屋に入ると、YIM YIMという文字のシャツを着た、こんな可愛らしい象さんのお人形さんが待ち受けてました。子供はメロメロです。フロントで確認すると子供へのプレゼントでした!
どうやら、ここの子連れでの宿泊客でないと手に入らないようです。
トイレ・浴室は床が大理石で、壁はエメラルドグリーンのタイルでオシャレでした。
シャンプーコンディショナー石鹸類はすべてTHANNでいい香りです。
シャワールームに腰掛があるのは良いですね。
あと、滞在中に誕生日を迎えたので、こんなサービスもありました。
ありがとうございます!
SPGプラチナ以上か上級の部屋への宿泊客限定サービス
SPGプラチナ特典あるいは、お高いお部屋の予約により、以下のサービスが受けられます。
・朝食無料
1階:ロッシーニ
ロビー階:オーキッドカフェ
3階のサラ(季節による)←おそらく乾季のみ
ロッシーニは上級会員の宿泊客か特別なお客さん限定だそうです。
3泊中2日はロッシーニとサラ、それぞれで朝食を取りました。
最終日は朝5時出発だったため朝食へ行けず。
こちらはロッシーニ
朝の営業時間に写真を撮り忘れたため、真っ暗です。
蜂蜜が蜂の巣からそのまま垂らされてることに驚きました。
基本ビュッフェスタイルですが1品だけオーダーすることができます。
私がオーダーしたサラダ
妻がオーダーしたサーモンステーキ
鮭の隣のハッシュドポテトも美味しかったです。
3階のサラはプールサイドにあります。
確かサラは案内表示を明示してなかったので(してたかもしれませんが気づかず)、エレベーターを3階で降りて、廊下を奥へ奥へ目指して行けば辿り着くことができます。
こういう感じのエントランスです。。。
エントランスと言うか屋外へ出るので、出口でしょうか?笑
こちらも基本ビュッフェで1品だけオーダースタイルです。
この席の向こう側がプールになってます。
床上であぐらをかいて座るタイプの席で、開放感のある朝食でした。
特別感はこちらのレストランのほうがある気がしますね。
説明書きに"季節による"と書かれてますが、おそらく乾季限定でしょうね。
乾季にこのホテルへ泊まる方はおススメです。
また、こちらにはドリアンが置いてあります。マンゴーと勘違いして取ってきてしまい、人生初のドリアンを食べましたが、臭いけど美味しかったです(笑)
また、SPGプラチナの方は18~20時の間、イブニングカクテルを利用できます。
場所は以下の3箇所
・G階のバー・スー
・1階のThe Living Room (16~20時かも?)
・3階のサラ(季節による)
初日に1階のThe Living Roomだけ利用しました。
日替わりで無料のツキダシを出してくれます。
到着日で疲れてたため、ここで夕食を取りました。
写真奥がPoo nim clook nga thordという脱皮直後のカニを揚げたもの(440バーツ)
写真手前がMussamam gai、マッサマンカレー(590バーツ)
カニを揚げたものは初めての味・食感、マッサマンカレーはとてもコクがあり、どちらもものすごく美味しかったです。SPG会員のおかげで15%ほど割引がされてました。
アルコール類は10種類のカクテルと7種類のビールを無料で注文することができます。
マイタイで乾杯した後、シンハービールを飲みました。
こちらもSPGプラチナ会員の特典です。
・9-23時の間
The LibraryとThe Living Roomでドリンクサービス
The LibraryとThe Living Roomは実質同じレストランで、The Living Roomからはみ出た部分に図書館をモチーフにしたスペースを作って同じようにドリンクを提供している感じでした。
The Library
左側の階段上がThe Living Room
マンゴージュースとサービスのおつまみ
この滞在中、なんどマンゴージュースをいただいたことか。。。笑
アップグレードのお話
肝心のお部屋のアップグレードのお話です。
※SPG公式サイトでは1バーツ3.0円換算されてますが、実質3.5円近いので、当ブログでは3.5円で換算してます。
1泊約6,080バーツ(21,280円)グランデルームを3泊予約し、我はプラチナプレミアと満を持してチェックイン!
チェックイン時に『コーナールームを用意してます』という説明をKONAルームと聞き間違えて、勝手にテンションUP!
結果はまさかのアップグレードなしでした。。。
ここへきて初めて、しかも家族連れで。
KONAルームと聞き間違えてテンションUPとか完全に病気ですね、SPG症候群です。
でも23階の部屋からの景色が凄く良かったです!
しかし、SPGプラチナプレミアは一生モンじゃないからなぁ。。。という気持ちと、家族を喜ばせたいと言う気持ちから、物腰低く、日本人スタッフの方に問い合わせてみました。すると、注視しておきますので、ご用意できましたら、ご連絡差し上げますとのことでした。やはり、クリスマスシーズンとあって、スイートルームが満室だったようです。
2日目の昼頃、部屋のドア下から手紙が差し出されており、スイートのご用意ができましたとのこと!問い合わせてみるものです!
最終日だけこちらのお部屋にアップグレードしていただきました。
プラチナプレミア会員で連泊でアップグレードが一切なかった方は、ダメ元で問い合わせてみるべし!
平会員に戻ってからでは、問い合わせる権利もありませんから。
でも、低姿勢で行きましょう^^;
寝室にウォークインクローゼットあり
寝室のテレビはガラスの壁の中に埋め込まれていました。
思いのほか写真が撮れていませんでしたので、イマイチな写真とともに説明します(笑)
この寝室の写真の右側がリビングルームになっており、社長のデスクと椅子、ソファーにオシャレなテーブルがあります。
バスルームの鏡の中にもテレビが埋め込まれてます。
バスタブはあまり大きくはありませんでした。
部屋を入ってすぐ右手にトイレがあり、バスルームまで繋がってます。
部屋入ってすぐの廊下から撮ってます。
2回目の誕生日ケーキ(笑)
なんか申し訳ないです。。。^^;
お部屋のお値段調べると、13175バーツ(約46,112.5円)
おや?もしかしたら、東南アジアはスイートでもそんなに高くない?
敢えてスイートを予約して泊まる人が多くて、アップグレードは難しいのかもしれませんね。
おそらく各1部屋程度しかないと思われる、より上のスイートを調べてみると、
ファミリースイート
26,251バーツ(約91,878.5円)
ガバナースイート
31,000バーツ(約108,500円)
プレジデンシャルスイート
34,000バーツ(約111,900円)
ロイヤルスイート
48,000バーツ(約168,000円)
クリスマスシーズンと言うこともあって、奮発して良い部屋に泊まっていたお客さんも多かったのかもしれません。
チップはしっかり渡しました。
こういったホテルのサービスやアップグレードが受けられるのは下のカードのおかげです。
帰りのスワンナプーム空港にて
離陸の2時間前に空港到着も、子連れだとあまり余裕ありませんでした。
ANA SFC会員の方は注意が必要なのですが、タイ国際航空の日本行きのカウンターとは別の場所に、スターアライアンスゴールドの優先搭乗チェックインカウンターがあります。
スターアライアンスゴールドの搭乗チェックインカウンターはBです。我々が乗る飛行機の搭乗チェックインカウンターはH/Jでした。知らずにH/Jカウンターへ行くと数分ロスします。
あと、子連れの場合、セキュリティチェックと出国審査もプライオリティレーンへ案内されます。
スワンナプーム空港はANA SFC会員(スターアライアンスゴールド)が利用できるラウンジがたくさんあります。
ただ、搭乗までいつのまにか時間がなくなったため、歩きながら発見した、コンコースDのタイ国際航空のラウンジに入りました。
少しぼやけてますが、落ち着いた雰囲気で、ものすごく広かったです。
タイのおもちゃメーカーPlantoysのキッズルームがあり、子供にご飯を食べさせた後は、遊ばせておいて見守りながら、ご飯を食べることが出来ました。
まとめ
以上、ANA SFC会員でSPGプラチナプレミア会員による、タイ国際航空で行く子連れのSheraton Grande Sukhumvitの旅でした。
・子連れで東京にお住まいでなれば、関空発・セントレア発のタイ国際航空アリです
・タイは子連れに非常に優しく、いい旅行になること間違いなし
・子連れの場合、空港で優遇される
・子連れの場合、ホテル⇔空港はタクシーを使うべし
・Sheraton Grande Sukhumvitはかなりおススメです
・朝食は1階のロッシーニだけでなく3階のサラも是非!
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ANAのマイルの貯め方