シェラトン系列のスターウッドホテル会員プログラムStarwood Preferred GuestとAMEXが提携してるクレジットカード、SPGアメックス。
かつて私は自分の好きな航空会社の航空マイレージだけ貯まればいい、年会費を払ってまで、シェラトンやマリオットホテルの上級会員になれるクレジットカードなんて不要かなと思ってましたが、もうこのカードは手放すことができなくなりました。年に1回家族旅行へ行く人は持っていて損はありません。
このカードを持っていたら可能なこと
1. ポイントでの無料宿泊
クレジットカードの決済(還元率1%)で貯まるポイントや、宿泊で貯まるマリオットリワードポイントを使って、スターウッド系列、マリオット系列のホテルに無料宿泊が可能です。
従って、航空会社のマイルを貯めて、マイルで飛行機代を浮かせて、このマリオットリワードポイントで無料宿泊すれば、ホテル代まで浮かせることができます。カテゴリー6のホテルまで無料宿泊が可能です。日本国内を例にあげると、
リッツカールトン、セントレジス、ラグジュアリーコレクション以外がおおよそカテゴリー6までの中に入ります。
下の画像を例にあげると、
伊豆マリオットホテルが7,350円/泊、軽井沢マリオットホテルが17,600円/泊で
どちらもカテゴリー5で35,000ポイントを支払うことで、無料で宿泊可能です。
なるべく宿泊料金の高いホテルでポイントを使ったほうが良いですね。
ハワイだと、
ちなみに私は2018年11月現在、200,713ポイント(旧66,904ポイント)所有してます。
※桁数が多いですが、3で割るとポイントの感覚わかりやすくなります。
このポイントはクレジット決済で貯める場合、還元率が決済額の1%であるので、669万円ほどのカード決済をしなくては貯まらない計算ですが、私はもちろんそんなにカード利用してません。宿泊によるポイントと、のちに紹介します、紹介プログラムによるものです。
2. 年会費更新特典として毎年1泊無料宿泊付与
2年目以降、年会費更新の特典として、カテゴリー6以下のスターウッド系列、マリオット系列のホテルに宿泊することができます。
これを使って、私は来年の4月に上記のシェラトンワイキキへ宿泊予定です。
繁盛期である同日で予約しようとすると、一番安い日で手数料込みで400ドルは超えるであろう宿泊料金が、40ドルするかどうかのリゾートチャージだけで済みます。
3. 貯まったポイントは各航空会社のマイレージへ移行可能に替えることもできる
もちろん貯まったポイントは減りますが、ポイントを航空会社のマイレージに移行することもできます。さらに航空会社によっては、一定数以上の交換でボーナスポイントが付きます。
ANAを例にとりますと、180,000ポイントの交換で60,000マイル+15,000ボーナスマイルといった感じで、60,000マイルごとに、ボーナスとして15,000マイル付与されるため、仮に、600万円のカード決済を行うと、750万円ぶんのカード決済ぶんのマイルがもらえたことになり、1.25%の還元となるわけです。ANA以外もほとんどの航空会社が1.0%、180,000ポイントの交換で1.25%の還元となります。
私はANAの上級会員を維持できるSFCゴールドカードを所有していますが、JCBブランドですので、ANAカードよりもSPGアメックスのほうが還元率が高くなります。
ANAと提携している店以外は基本的にSPGアメックスで決済をしています。
4. プラチナチャレンジによりほぼ最上級会員であるプラチナエリートへ
発行した時点でゴールドエリートというステータスが付与されるので、規定の期間内に10数泊するというプラチナチャレンジにより、簡単にいわゆる最上級会員であるプラチナエリート会員になれることができてしまいます。
※2018年08月18日からの統合後の新プログラムでは3ヶ月以内に16泊とのこと。
普通にプラチナエリートになろうと思ったら、1年間で50泊の宿泊実績が必要です。
プラチナエリートでの宿泊体験記はこちらです。
当日予約の弾丸旅行にも関わらず、1泊14万円のジュニアスイートに2~3万円ほどで宿泊することが出来ました。
私はスターウッドとマリオットの統合の寸前に、プラチナチャレンジをし、バグかわかりませんが、プラチナエリートを飛び越えて、ほぼ最上級会員であるプラチナプレミアエリート(1年で75泊必要)になってしまいました。同時期にプラチナチャレンジをされた方は、プラチナプレミアエリートのようです。
私のプラチナチャレンジの紹介です、アメリカでクリアしました。
(2018年プログラム統合前)
当時ゴールドエリートでしたが、いい部屋にアップグレードされました。
デメリットである年会費
ここまで読んでいただき、年会費はいかがでしょうか?
いくら以下だったら許容範囲でしょうか?
年会費は33,180円(税込) ※消費税8%
となります。
私は上記リンクの体験ができて、この価格は、とっくに元が取れてしまっています。
それでも高いと感じる方もおられるかもしれません。
また、もう1つのデメリットである、年会費更新の特典である無料宿泊は初年度はありません。
ただし、それらを打ち消す入会キャンペーンがあります。
入会後3ヶ月以内に10万円のカード決済により、30,000ポイント+3,000ポイント(決済分)、合計33,000ポイントもらえます。
紹介キャンペーンを使うことでさらにポイントが増えます。
条件は同様で紹介を経由することで、入会後3ヶ月以内に10万円のカード決済により、36,000ポイント+3,000ポイント(決済分)、合計39,000ポイントもらえます。
6,000ポイント多く貯まります。その差額はクレジットカード20万円ぶん決済しないと得られないポイントで、結構大きいです。
包み隠さずに説明しますと、紹介した側にも30,000ポイント、紹介された側にも36,000ポイント入り、お互いにWinWinというわけです。
もし、誰に紹介してもらったら良いかわからないという方は私が紹介いたしますので、是非ともご連絡ください!
まとめ
私はもうこのカードは手放すことができなくなりました。年に1回は必ず家族旅行へ行く人は持っていて損はありません。世界が広がります。もし、このカードを手にした暁にはプラチナチャレンジに挑んでみてはいかがでしょうか?