CICとは、クレジットカード発行情報やローンの情報を握っている信用情報機関のことで、クレジットカードを発行する際に、クレジットカード会社からは必ず見られています。有料ではありますが、その信用情報をユーザーが見ることができます。また、三井住友カードが通らない方(私がそうです)が、検索して当ブログにお越しいただいてるかもしれないと思いましたので、そのことについても触れたいと思います。
先輩陸マイラーの皆様のCICに関する記事はたくさん見てきましたが、それを伝え書くのでは説得力に欠ける、自分自身も身をもって体験しようと、実践してみました。当記事はこれまたニッチな内容ではありますが、
・これから陸マイル活動を始められる方
・私のように既に陸マイラーで、"SFC修行したいのに、ANA/VISAワイドゴールドカードを審査落ちして、発行できない!チキショー!"という方
向けの記事になります。
あらまし-私のクレジット発行履歴-
私は2015年11月に陸マイラーになってから、2月に1枚か1月に1枚のペースで(多い時は月2ペース)でクレジットカードを発行してきておりまして、合計10枚所有しております。
なお、陸マイラーになる前に使ってたカードはすでに解約しており、陸マイラー後に作ったカードは1枚解約してます。
ペースが遅いなと思われるかもしれませんが、初年度はFX案件ばかりこなしてたのと、下記の※1で記載のとおり、クレジットカード4枚目で審査落ちを経験し半年空けたためです。
ハイペースなもの(主観的判断)は青色で示します。
1枚目 : ソラチカカード 2015.10
2枚目 : イオンカード 2016.11
3枚目 : エポスカード 2016.12
※1. この間にANA/VISA SUICA審査落ち 2016.1
半年間充電
4枚目 : デルタAMEXゴールド 2016.9
5枚目 : NTTグループカード 2016.9
6枚目 : ヤマダLABI 2016.12
7枚目 : シネママイレージセゾン 2017.2
8枚目 : 三井ショッピングパークセゾン 2017.4
※2. この間にANA/VISAワイドゴールドカード審査落ち 2017.4
9枚目 : SPGアメックス 2017.6
10枚目 : エムアイカード(先日のちょびリッチコラボの案件) 2017.6
※3. CIC情報開示後に発行
ご覧の通り、三井住友VISA系列以外はすべて審査通過し、三井住友VISA系列のみ審査落ちしています。
※1,2について
申込ペースや時期を見ますと、落ちるべくして落ちたのかなという気はしますが、6,7年前に2ヶ月連続でVISAカードの引落口座に入金忘れで強制解約の経験があり、それが頭をよぎってしまいます。※1のほうはその可能性がゼロではありません。
※3について
2017年4月にANA/VISAワイドゴールドカード審査落ち、6月にSPGアメックス自己紹介で発行しているにも関わらず、CIC開示情報を見て直感で『よしっ!行けるっ!』と、先日のちょびリッチコラボ案件をこなしましたが、通過しています。到着待ちです。
もしかして、ちょびリッチコラボ案件は、アメックス紹介並みに、審査が緩い可能性あるのかな?と思いました。
審査落ちしたら半年空けたほうが良いとは言われてますが、関係なしに通過するものは通過するのでしょう。とは言え、危ない橋を渡ってることには変わりありませんので、ご参考までに。
CICの情報開示の方法と気をつけること
CICの情報開示は
・パソコンによる開示
・スマホによる開示
・郵送による開示
・窓口による開示
の4つの手段があり、私はパソコンによる開示を選択しました。
窓口だと500円ですが、近場になく、交通費を考えると結局、パソコンが安くて早いかなと思い、手数料1,000円を選びました。
手順は公式ホームページの通りですが、大雑把に流れを書きますと、
1. 契約してる電話からCICの専用番号に電話をかけて、受付番号を取得する (メモしておく) ※ナビダイヤルで20秒につき10円かかります。
2. 1で取得した受付番号を1時間以内にパソコン上で入力し、閲覧パスワード付きのPDFを発行する ※パスワードは必ずメモする。
ここで注意なのは、めちゃくちゃ初歩的なお話なのですが、利用できるクレジットカードをよく確認しておくことです。
1の段階で、手数料1,000円をクレジット決済するためのカードですが、ナビダイヤルでクレジット番号を入力していきます。利用できるクレジットカードには限りがありまして、利用できないカードでも、ナビダイヤル中に教えてくれないまま、最後の受付番号の発行まで行ってしまいます。
よく読んでなかった大雑把な私が悪いのですが、手数料1,000円の決済に利用できるクレジット一覧にアメックスがないことを知らずに、SPGアメックスを選択して取得番号をゲットして、画面入力して、最後の最後に'取り扱い可能なクレジットカードではありません'という注記が出るという事態に。結局2回電話をかけることになり、電話代の無駄遣いをしました。
ミスして約2分の電話を2回なので、計1,120円ですね。
CICの情報開示の中に記載されるもの
大きく分けて3つの情報が記載されています。
・クレジット情報
自分自身のクレジットカード利用履歴ですね。私自身驚いたのは、クレジットカードだけでなく、単車やギターのローンの情報も記載されてたことです。契約終了後5年間は残るそうです。
・申込情報
過去6ヶ月までのクレジットカード申込み情報です。
・利用記録
これは最初勘違いしたのですが、クレジットカード会社があなたの信用情報を見るために、CICを参照しましたという履歴のようです。利用日より6ヶ月残るようです。
私のクレジット情報内訳
クレジット情報
・ちょくちょく使ってる2軍的なカード5枚
・まったく使ってない死蔵カード1枚
・頻繁に使っている本命カード1枚
・解約したカード3枚(一番古いもので2014年10月に解約)
・解約したカードで行った分割払い
・単車ローン (2015年2月に支払完了)
・初めてのスマホのローン (2014年1月に支払完了)
・ギターローン (2013年7月に支払完了)
の合計14ページが載っていました。
読者の方には不要な情報ですが、 P・R・A・B・Cの文字はありませんでした、ご報告までに。
極力キャッシング枠は0にし、利用限度額は下げてたつもりでしたが、その行為をいつからか忘れてしまってました。利用限度額を合計すると年収をあっさり超えてしまってます^^;
いざ海外旅行で使うカード以外は、キャッシング枠0と利用限度額引き下げが鉄則ですね。筒抜け過ぎて痛感しました。こんなヤツにカード発行して大丈夫か?!と(笑)
キャッシング枠0と利用限度額引き下げは、一部の会社はネット上でもできますが、基本的には電話での申請になります。
申込情報
こちらは、
SPGアメックス (表記はアメリカンエキスプレスインターナショナル)
ANA/VISAワイドゴールドカード (三井住友カード(株))
三井アウトレットセゾン ((株)クレディセゾン)
シネママイレージセゾン ((株)クレディセゾン)
上記の4つが筒抜けでした。
ただし、12月に申し込んだヤマダLABIは消えていたので、5ヶ月目まで表示され、6ヶ月目には表示されないようです。
利用記録
アメックスのみ、1月と4月と3ヶ月置きに、2件ありました。
アメックスは審査は緩いとはいえ、しっかりとチェックしていますね。
これは、もし他のカードで延滞してたら、延滞なく払っているアメックスも強制解約が有り得るということです。
ちなみに三井住友も同様にチェックしているそうですが、私は1枚も所有してないため、もちろん記載が有りませんでした。嬉しいような悲しいような。
三井住友カードにまつわるお話
学生時代の2ヶ月連続延滞による三井住友VISAカードの強制解約の記録の記載はありませんでした。そこから三井住友のクレジットカード利用実績はありません。
しかしながら、発行会社が三井住友カードのクレジットは審査がまったく通りません。
考えられる原因としては
私vs三井住友カードは、おそらくリセットされ、初めましての状態に近いので、いきなりVISA/SUICAやワイドゴールドカードを申し込んだから、審査が通らなかったのかも?
つまり、三井住友の中で一番審査の優しいVISAカードを発行し、使い続けてクレジットヒストリーを育てないと、SFC修行に必須なANA/VISAワイドカードやANA/VISAワイドゴールドカードは発行できないのかもしれません。
(後日更新)
当記事を作成してから、クレジットの発行を半年あけて、わざとANA VISA/MASTER一般カードを申し込みましたが、ダメでした。結局、三井住友カードから嫌われてる人は一切審査が通りません。諦めて他ブランドにしましょう。
前半の話は関係ないですが、半年空けてANA VISA/MASTER一般カードを申し込んだのに審査通らなかったことについて書いた記事がこちらです。
ANA VISA/MASTERカードが審査落ちした翌月に、ダメ元でANA JCBワイドゴールドカードを申込んだら、一発で審査が通りました。
もはや、『クレジットカード毎月申し込むのは危険』とか関係ない???
まとめ
私自身、名刺用ファイルに入れて付箋でいついつ契約、何年何月解約予定とメモ書きして、さらにGoogleカレンダーでリマインダーまではしてましたが、キャッシング枠や利用限度額の調整は完全に忘れてしまってました。
まずは、今所有しているクレジットカードで本命でないカードは、キャッシング枠を0にし、利用限度額は下げるつもりです。
また、欲しいカードの発行会社が選べるのであれば、1つの発行会社に拘るのはやめて、他のカード会社を選ぶのも1つの手段です。ANA VISA/MASTERが通らなければ、ANA JCBにしてしまうなど。
クレジットカードの管理をする面においても、これからの陸マイル活動の計画を立てるにもCIC開示を行うのは良いことだと思います。