アメリカ滞在中の週末、世界三大瀑布であるナイアガラの滝へアメリカ側からカナダ側へレンタカーで行ってまいりました。お目当てはナイアガラの滝もさることながら、ナイアガラの滝を一望できるカナダ側のホテル、Marriott on the Fallsに泊まることでした。車でのカナダへの渡り方、入国審査、Marriott on the Fallsの有料駐車場の停め方、ホテルからの展望、アップグレードなど紹介したいと思います。
SPGアメックスホルダーでマリオットゴールドエリートであるため、スターウッド系列かマリオット系列か悩みましたが、立地の良さと予算のバランス、何よりプラチナチャレンジ中であったことから、Marriott on the Fallsを選びました。
入国審査
旅行前に一番緊張してた、関門は入国審査でした。
アメリカからカナダへ入国するのに通るレインボー・ブリッジですが、なぜかアメリカ側にだけ料金所があり、入り口で3.75USドル(あるいは4.75CADドル)支払う必要があります。カナダ側に渡ると入国審査レーンがあるので、列に並びパスポートなどを出してスタンバイしておきます。
アメリカ⇒カナダへの入国は比較的甘く、色々質問されるかな?と身構えてたら、出身地を聞かれ、想定外の質問に拍子抜けして、何て質問したのか聞き返してしまいました。そして、出身地はどこか?の回答だけで、OKと言われてパスポートを返してもらいました。
逆にカナダ⇒アメリカへの入国は少し厳しめな雰囲気でした。
出身地とカナダのどこへ行ってたか?アメリカはいつまで滞在予定か?を聞かれました。
まとめますと、
・アメリカ⇒カナダの入国
3.75USドル
4.75CADドル
レインボーブリッジの通行料支払必要(アメリカ⇒カナダのみ)
入国審査は甘め
・カナダ⇒アメリカの入国
レインボーブリッジの通行料支払不要
入国審査は少し厳しめ
です。
レインボーブリッジからMarriott on the Fallsまでの道は、入国審査レーンでの渋滞のわりには、意外と交通量が少なく、リラックスして運転ができました。
駐車場はどこから入る?停めたらどうする?
私が泊まったMarriott on the Fallsの駐車場についてです。
第二の関門が有料駐車場をどう停めたら良いか?でした。
下調べで、Google Mapを見ますと、Radisson Hotel & Suites FallsviewとMarriott on the Fallsとの間に駐車場があり、どこに停めるべきなのか?
また、上の地図で102と書かれた道(ホテルの裏側)からストリートビューを見てやると、バーのついた料金所かセキュリティゲートらしきものが見え、ホテルの表側から入るのはご法度?なのかどうかが疑問でした。
最初から裏側から入って、駐車場どこに停めたら聞けばいいか?と思って、こちらから敷地に入りましたが、これはもう今は使われてない無人の飾りでした。表側からもアクセス可能であり、両ホテルの駐車場スペースに泊まってる車のダッシュボードにはMarriottの文字が見えました。結論を言いますと、ホテルの表側からでも裏側からでもどちらから入っても大丈夫です。
停め終わったら、まず、ホテルのフロントでチェックインをします。
チェックインの際に車で来たかどうか、聞いてくれるのでそこで申告します。自家用車かレンタカーかも聞かれました。レンタカーの人専用なのかどうかはわかりませんが、下の写真のような黄色い山折りのカードをもらいました。
これをチェックインを済ませた後、車のダッシュボードに置いておけばOKです。
チェックイン時に駐車場代が30CADドル(約2,500円)加算されます。24時間駐車可能で、17時にチェックインし、翌日12時にチェックアウトしたとしても、翌日17時までは駐車可能とのことでした。
なお、35CADドルでバレーパーキングも可能ですが、駐車場からロビーまでたいした距離もなかったので自分で駐車しました。
チェックイン時には駐車場の券のほか、2階にあるレストランの朝食の無料チケットや、1階にあるラウンジという名前のバーで2杯グラスビールが飲める券をもらいました。バーの名前がラウンジなだけで、Marriottのラウンジとはまた別に19階にあります(笑)
1階にはスタバもあります。
写真を撮り忘れましたが、この左のほうにバー"ラウンジ"があります。
案内された部屋
チェックイン時、部屋は5階と告げられ、あれ?そんなに良い部屋ではないのかな?とあまり期待してませんでしたが、エレベーターで5階まであがると、こんな景色が出迎えてくれました。
これだけでテンションUP!
天気が悪いのが残念でしたが、景色に圧倒されます。
※曇ってて暗かったので、以降は全体的に暗めの写真となります。
入国審査からホテルまでナビや運転に集中してて、滝がほぼ見れてないので、ここで今回の滞在で初めてまともに滝を見ました。
自分の部屋の番号を確認しながら、廊下を歩けど歩けど、自分の部屋が見当たらず。
遠いなぁと思いながら、廊下を突き当り。。。まさか?この奥まった部屋?
部屋の扉を開けると、香水のいい匂いとともに現れた光景がこちら。
広い!!!
入ってすぐ右側にドアが2つあり、手前がバスルーム、奥が寝室になってました。
そしてL字型の廊下みたいなリビング。。。
左側には簡易キッチンがあり、大人が寝転べるサイズのソファーが2つ、ガラスのテーブルに椅子が4脚、テレビがリビングと寝室に1台ずつ(笑)
下手くそな間取り図になってない間取り図ですが、こんな間取りでした。
バスルーム
ジャグジーつきです。
ドアから奥まで歩いて5歩くらいの広さでした。
寝室
おそらく9帖くらいはあったかと思います。
L字の廊下っぽいリビングの奥にはソファーとテレビ
端から端まで私の短い足で9歩くらい、6~7mはあろうかと思います。
大きいほうの窓はレースのカーテン、小さい窓は布地のカーテンを閉めてある状態という演出にセンスを感じました(笑)
一番の目玉は何と言ってもこの景色!
逆光でうまく撮れません!笑
24時間ずっとこの景色が見れる部屋に泊まることができました。
こちらは泊まった部屋から窓ガラスにスマホをピタッとくっつけて撮った写真です。
夜中のライトアップ時
これらはバー"ラウンジ"で泥酔して、部屋に戻り、うたた寝して夜中1時頃(日本時間昼の14時頃)、目が覚めて撮った写真です。
ホームシックに包まれました。
どうしてこんな素敵な部屋に1人きりなのだろうと。
日本時間は翌日の昼間でしたのでLINEでテレビ電話しました。
次は絶対に家族を連れて来たいです!
チェックイン後、外に出て確認しましたが、どうやらホテルのこの出っ張ってる部屋に案内されたようです。
もともと
フォールズビュー, ゲストルーム, 1 キング
という部屋で予約してました。
調べてみると、アップグレードされたこの部屋は
ジュニア・プレジデンシャル, 1ベッドルームスイート, 1 キング
というお部屋でした。
私が泊まった日のおおよその相場で、
250CADドル (約21000円)の部屋から、338CADドル (約28000円)の部屋への
アップグレードということになります。
ちなみに日本のお盆休みの土曜日の料金を調べましたが、
フォールズビュー, ゲストルーム, 1 キング
は379CADドル (約32000円)
ジュニア・プレジデンシャル, 1ベッドルームスイート, 1 キング
は509CADドル(約43000円)
という値段でした。
宿泊費に対し、今回で税金等71.20CADドル(約6,000円)上乗せされてますので、繁盛期には1泊5万円するようなお部屋に約27000円で泊まれたというわけです!
これでまた、SPGアメックスの年会費のもとが取れました。
夕飯は、バー"ラウンジ"で弾き語りをしているお姉さんの歌を聴きながら、バックでライトアップされた滝と花火を見ながら、ビールやBlue Niagaraというカクテルを飲みました。
blueberry vodka, blue curacao, pineapple juice, 7upが入ってるようです。
美味しかったです。
朝ごはんは無料のビュッフェ
ホテルからの景色が主役ですので、朝食は紹介するまでもない感じですが、立派なビュッフェでした。
パンやベーグル類
ソーセージやベーコンなど
IKEAのインテリア家具にありそうな棚に果物類がありました。
テーブルにコーヒーを置いてもらえ、飲み放題でした。
窓からこの景色を眺めながらの朝飯でした。
Buffetが22.95CADドルで、合計Amount Dueが27.98CADドル
マリオットゴールドエリートなので、これが無料です。
ただ、Tip文化のある国でのマリオットの朝飯無料のTipはどうすれば良いのか。。。
わかる方いれば教えて欲しいところです。
このホテルのラウンジはどんな感じか見に行きましたが、平日限定で、入室することができませんでした。
ちらっと覗きましたが、そんなに広くはなさそうでした。
ちなみにラウンジは19階にあり、エレベーターホールからの景色はこの眺めでした。
近場の展望タワーに足を運ぶ必要がありませんね。。。
まとめ
ナイアガラの滝へ行くことがあれば、カナダ側へ泊まりましょう!
SPGホルダーであれば、シェラトンかマリオットの択一になるかと思います。アップグレードを狙ってたとしても、必ずフォールズビューを選択すべきです。
私は1泊だけでだったため、ジムやプールなどへは行ってません。このホテルを十分に楽しむには最低でも3泊は必要かと思います!
以上、下記マリオットプラチナチャレンジ中のBest of Hotelでした!