2019年GWのハワイはコンドミニアム管理会社Captain Cookを通して、いわゆるバケーションレンタルのコンドミニアムステイでした。かなりコスパが良かったと思いますので、体験談を絡めてメリット・デメリットなどを紹介したいと思います。
コンドミニアム兼ホテルの事情
以前こんな記事を書きました。
結局2018年のハワイはキャンセルし、2018年は念願は叶わなかったのですが、2019年のハワイでコンドミニアム管理会社を通して、初のコンドミニアム泊を体験しました。
コンドミニアムに泊まる方法は下記の2の選択肢があります。
1. いわゆるアクアやアストンなどのホテル運営会社からホテルとして泊まる方法
2. 部屋の持ち主と仲介している管理会社からコンドミニアムとして泊まる方法
2を今回体験したわけであります。
いわゆるコンドミニアム兼ホテルであるコンドミニアムがワイキキにはたくさんあります。
・アクアパシフィックモナーク
・ワイキキバニアン
・ワイキキサンセット
・ワイキキビーチタワー
などなど
今回はその中の、ワイキキサンセットにコンドミニアムステイしました。上記1と2のメリット・デメリットについて記します。
1. ホテルのサイトで予約して泊まる
メリット
・毎日ルームキーパーが掃除してくれるので部屋に戻ったら綺麗(要チップ)
休暇でリゾートに来てるのに、掃除は極力したくありませんよね。
・フロントでタオルを借りたり返却したり、不足してる備品を言えばもらえる
当たり前ですが、使ったタオルを返却することができるというのは長期滞在になればなるほど、ありがたみがあります。
・ハピタスなどのポイントサイト経由でExpediaで予約すると、クレジット決済によるポイント含め、ポイント3重取りが可能
陸マイラーであるがゆえに、個人的にはこの3重取りが一番のメリットかなと思います。
デメリット
・リゾートホテルと違い、コンドミニアム兼ホテルはレストランが建物内にない場合がほとんど
食材を揃えるにはレンタカーは有るに越したことがないです。
・駐車場が有料
ここ数年ワイキキの駐車場代は高騰しており、25ドル(/日)以下で停められる駐車場を探すほうが難しいです。3年前アクアパシフィックモナークに泊まったときは、13泊しましたので、25ドルx13=325ドル、約35,000円駐車場代で飛んでいきました。
・部屋が選べないため、意にそぐわない部屋になる場合もある
オーシャンビュー・パーシャルオーシャンビュー・シティービュー・マウンテンビューなど、大まかには部屋が選べますが、どんな部屋に当たるかは運ですので、写真と比べて残念な景色な部屋に当たった時のがっかり感は味わいたくないですよね。
ホテルのメリット⇔コンドミニアムのデメリット
ホテルのデメリット⇔コンドミニアムのメリット
という相反な内容になって当たり前ですが、次に、コンドミニアム管理会社を経由しての宿泊のメリットデメリットを記します。
2. コンドミニアム管理会社で予約して泊まる
メリット
・ 毎日のルームキーパーへのチップが不要
最終日のチェックアウト時に3~4ドルでOKです。ちなみに案内してくださった方がそうおっしゃられてました。ちなみに案内してくださった方はポーターみたいにスーツケース運びだけでなく、お部屋の説明だったり、電話で困りごとの相談対応など、とても良くしてくださったにも関わらず初日に渡しそびれてしまい、最終日の前日に数分アポ取って来ていただき、5ドルのチップをお渡しすることができました。
・駐車場代がタダである場合がほとんど(物件による)
駐車場代がタダで有るため、1日1日駐車場代による加算によるストレスや精算する手間がなくなります。
・掃除機も部屋にあるので好きなタイミングで掃除ができる(?)
子供がお菓子のカスを大量にこぼしたときなど、即掃除機かけたいときに掃除機がかけられます。
・滞在中の困りごとは何でも相談に乗ってくれる
これが一番です。この滞在中、レンタカーの鍵をトランクに閉じ込めてしまうという間抜けなことをしてしまいました。ハーツレンタカーに問い合わせるもなかなか繋がらなく、繋がっても取次の保留になった状態で、そのまま連絡ない、という状態でした。Captain Cookに連絡したところ、元鍵屋の"なんでも屋さん"みたいな方がいらっしゃって、その方に鍵を開けていただき、キーを無事トランクから取り出すことができました。ちなみに工賃75ドルで済みました。ハーツ経由でロードサービスを頼むと300ドル取られるそうです。
・部屋番号で予約できる
部屋ごとに写真を撮影しているので、写真通りの部屋・景色に出会えます。
泊まった部屋のCaptain Cook掲載の写真
泊まった部屋の自分で撮った写真たち
・チェックアウトは時間がかからない
ホテルとして宿泊する場合、フロントが混雑時にはチェックアウトにかなり時間がかかってしまうこともあります。コンドミニアムステイの場合、今回泊まったワイキキサンセットの例で言いますと、
・パーキングチケット(写真左)
・駐車場⇔エレベーターホール間のドアのカードキー(写真中)
・ジムなどのアクセスキー(写真右)
の3点をカウンターテーブルの上に置いて去るだけで完了です。※チップもお忘れなく。
パーキングチケットは車を出すときに必要なため、パーキングチケットを置きに部屋へ戻るという、ひと手間は必要ですが、それだけです。強いて言うなら往復ともにエレベーターを待つ必要があります。
デメリット
・ホテル予約のようなどの部屋にアサインされるかというワクワクはない
別にデメリットではないですね(笑)
・ハピタスなどのポイントサイト経由で予約できないのでクレジット決済によるポイントしかつかない
私の知る限りでは提携してません。これはしょうがないですね。ただ、2018年にキャンセルして300ドル払った経験があるのですが、過去に泊まったことある扱いになってて、今回ラッキーな割引が効きました。
・ホテルのフロントからタオルやDVDなどを借りることができない
部屋に置いてあるタオルは使ってなくなれば、洗濯する必要があります。ただ、幼児の子供と一緒のバスタオルを使ったりしたので、7泊の滞在でも全然足りました。シャンプーリンスは日本から持参した小さいパックになった試供品みたいなのを数個持ってきたので、買い足さずに済みました。なので、シャンプーリンスは小さいパックになった試供品みたいなのを日本から持参するのがおススメです。あと、箱ティッシュも日本から持参されることをおススメします。海外はティッシュ大量買いでしか買えない場合が多いのと、日本よりも高いです。
・ホテルよりはメンテナンス管理が少し甘いかも?
部屋の窓のロックが壊れてたり、壁に飾ってる絵の両面テープが劣化して絵が落ちたり、警報器のバッテリーが寿命間近を通知するピッピッという音がうるさかったり、ホテル運営よりは少し管理が甘いのかな?という印象は抱きました。ただ、これらも滞在中に直していただきました。
実際に泊まって感じたホテルとコンドミニアムとの違いと共通点
違い
まずはルームキー、ホテル運営のお部屋はこのようにカードロックキーです。
紛失したらフロントで新しいカードキーを発行してもらう必要があります。大抵タダで再発行してもらえるので、金銭的なダメージはありませんが、申し訳ない気持ちになるのと、鍵を紛失した時に『あれ?どこやったっけ?』と探す時間が発生してしまいます。
一方、コンドミニアム管理会社運営のお部屋と言いますと、カードキーの必要のない、ボタンタイプ!
私が泊まった部屋の鍵は、手をかざすとこのように数字が現れ、部屋のボタンを入力するようになってました。番号はきっと宿泊客が変わるたびに変更されてることと思います。
アクティビティグッズ
ビーチに敷く御座、ビーチパラソル、ビーチチェア、ボディボードなど揃ってました。わざわざ買う必要がありません。
共通点
・自炊のための道具はほぼ揃っている(ホテルとコンドミニアム共通)
食器・包丁・電子レンジ・洗剤・ゴミ袋などほぼ揃っています。洗ってても知らない人が使った食器を使うことに抵抗がある方は無理かもしれませんが、気にならない人にとっては備品を買うことなく、住んでいるかのようにハワイを満喫できます。
・洗濯は自分で行う必要有-有料であれば0.25ドル硬貨x6枚用意-
洗濯機と乾燥機がともに、クオーターコイン(0.25ドル)しか投入できない上、それぞれ1回あたり1.5ドルずつ必要だったため、クオーターコイン(0.25ドル)を12枚用意しなければならないのが少し手間でした。スマホのアプリで払えるみたいな張り紙はありましたが、不安だったので現金で払いました。
なお、物件によっては無料で使える洗濯機と乾燥機を置いてる部屋もあるようです。ペントハウスのような6人で泊まれる部屋にあるようです。
・ホテルのフロントでの両替はOK
両替に限らず、フロントの人が部屋番号を確認する必要のないことであれば、OKです。タオルレンタルは部屋番号を聞かれるのでコンドミニアムステイの場合、対応不可です。
・駐車場に入る時の発券
有料で停めてる宿泊客と同じように、駐車場に入る際の発券は必要です。出るときに発券したチケットとパーキングチケットを提示する必要があります。写真真っ暗でよくわかりませんね。。。^^;
なお、ワイキキサンセットは2階以上の"No Parking"と書かれているところ以外であれば、どこに停めてもOKでした。
まとめ
レンタカーを借りて、毎日のようにお出かけする人・ハワイに暮らすように滞在したい人には、コンドミニアム管理会社へ予約して泊まるバケーションレンタルがおススメです。また、写真どおりの部屋と景色が出迎えてくれます。
・シャンプーリンスは小さいパックになった試供品みたいなの
・ 箱ティッシュ
・ランドリー用にクオーターコイン(0.25ドル)を6枚の倍数ぶん
持参および用意しておくことをオススメします!